ぼくが入院してた病院では(どこも同じかもしれないが)部屋の入り口に紙の名札があり、そこに各々罹っている科の
シールが張られていて、人目でその人がだいたいどんな病気かわかるようになっている。
糖尿病なら「糖」、膠原病なら「膠」、循環器内科は「循」、皮膚科は「皮」、そして血液内科は「血」。ときには一人の患者が幾つものシールを張られていることもある。一番最高が五つの科にまたがっている人だ。とはいえボロボロと思いきや、けっこう元気だったりする。
ふと「神」と書かれたシールを見つけたことがあった。
神え

…神頼み

そんな…無責任な…
ただの神経科でした。そりゃそうだよね。